雀の渡世

小禽が世を渡るログ 最近は初めての同人誌に挑戦中です

初入稿!

入・稿・完・了!

 

10月16日に開催される

サクラ大戦オンリーイベント「えどさくら」

にサークル参加するため原稿を作成しておりましたが、ついに締切日である9月13日早朝、発注と入稿を完了いたしました!

 

間に合ったーーー、というか、自分は締切日前に終われるような性格はしていないってことがわかった!

 

時間があったらあっただけいつまでも描いてるものをいじくり倒す性分なのだ。表紙絵に着手したのが締切日1日前で、これは正直しくじったと思いました。そもそも画力がないところに1日クオリティはいい結果を生むはずもなく。これも実力なので受け入れるしかないんだけど、もう1日あったらもう少し体裁よくできたんじゃないかな?と思わないでもないところは、ちょっと、あります。

 

 でも可愛いくは描けたと思うの!(バカは幸せな例)

こうなりました、じゃっじゃーん。

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たったこんだけ描くのに1日かかるんだよーーーう。捏造入ってるけどマリアEDのシーンのつもりで。これで表1-4になってます。こういう構図は絵の上手な人じゃないとしょんぼりな感じになるのはわかってはいたのですが他に思いつかんかった。薄目で見ていただけたら幸い・・・

 

そんでもなんか「出来ちゃいないけどやりたいことはわからんでもない」感じにはなってんじゃないかと思うんですけど、それはクリスタのおかげていうかクリスタの素材を作ってる「ぱーらめんと」さんのおかげです。雲、光、汚し、ぜんぶぱーらめんとさんの素材を使わせていただいてます。ぱーらめんとさんがいなかったら締め切り間に合ってなかった!  神様かな?

 

ほんとはもっと主線を薄くするとかもっとエフェクトかけるとか、絵の印象を薄くする方面で加工したかったんですけど、発注した印刷セットの関係でこのまんま、なんかざっくりした表紙絵を送信しました。それはなぜかと言いますと。

 

プリントオンさんの「わくわくドキドキDXセット」を発注しちゃったからです!

 

わっほい!

 

 わくドキセット・・・それは装丁は印刷所さん任せで、手元に届くまでどんな本になっているかわからないというエンジョイ&エキサイティングなセットなのである。ヒイー

 

とはいえ実際に利用したみなさんの評価は概ね高く、曰く「内容読んでくれたんじゃないかと思うくらいぴったりに仕上げてくれた」とか、「自分じゃ絶対に思いつかない装丁で惚れ惚れした」とか「実際に注文したらとんでもない金額になる豪華仕様の本が届いた」とか、それはもう夢が広がるようなレビューがわんさとでてくるのですよ。わんさと。

 

もちろん「えっ!?っていう装丁の本が届いた」とか「期待しすぎてたかも」なんていうレビューもなくはない。レビューって「悪かった」っての書きにくいもんだったりもしますしね、「使ってよかった」のほうが多くなる理屈はわかるのですが、でも、試してみたくなるじゃないですか・・・

 

わくドキは特殊加工がついたりつかなかったり、オプション(遊び紙とか)もあるんだかないんだか、というようなセットなのだとのことですが、わくドキDXは特殊加工とオプションが必ず1つ以上入るセットなのです。そして私にはこっちの方が重要だったんだけど、「備考欄に作品のイメージ等を記載頂けましたらそのようなイメージの装丁出来上がるよう考慮させて頂きます」とのことで、装丁についてある程度のコントロールが可能だということが通常わくどきと違うところ、らしい。

 

通常でもイメージぴったりのものができてきてるみたいだし、「DX使ってシリアス本って備考欄に書いたのになんかポップな本が届いた!」なんて報告も見かけたので、通常は危険、DXは安心とはいえないところみたいなんですけど、ちょっと万全を期したかったところもありましてDXを選択しました。プリントオンさんは可愛い系の加工が得意、という使用感レポートもあったので、今回はちょっと可愛いのは困る・・・という思いもありまして。

 

備考欄にはこんな感じでオーダーを出させていただきました。

 

サクラ大戦の同人誌です。

二十歳ぐらいの落ち着いた男女の、エモーショナルな恋愛のお話です。

時代は1924年、舞台は革命後のロシア。かつて革命戦士であり
今は日本陸軍に所属する女性が想い人である現在の上官と二人で
シベリアを横断して、人間性を回復していくようなお話です。
 
とにかくエモく、エモくと念じながらお話と表紙を描いたのですが
画力がないので装丁の力にすがりたく、わくどきDXセットを
お願いいたしました。なにとぞよろしくお願いいたします!

 

 

さーて、これを読んだプリントオンさんがどう出てくるか、もう楽しみで仕方ありません。私の表現力とプリントオンさんの読解力の一騎打ちな訳ですよ。担当してくれる人によっては「ロシア革命、じゃあ赤だな」つって真っ赤な紙に印刷、小口も赤に染めるとか、そんな装丁だってあり得る訳ですよ。私としては「エモい恋愛話だつってんだろ!」っていいたいとこだけど「だったらロシア革命とか書かなきゃいいのに」と言われたらそれまでだったりするわけで、情報が多ければ正しい希望が伝わるというわけでもないですものねーーー。あーーーー楽しみすぎる。どうなってしまうんだ。

 

「落ち着いた男女の」ってとこで「BLじゃないよー、ポップじゃないよー」と、「人間性を回復」ってとこで「シリアスだけどハッピーエンドだよー、暗くないよー」と言ってるつもりなんですけどどうでしょうね。伝わりますかね。「ロシア革命」とか「シベリア」とか入れたのは、「サクラ大戦だけど和風じゃないよー」ってことを言いたかったつもり・・・でも、あんまりいろんな否定の言葉を入れるのも面白くない気がして、こんな表現になりました。

 

表紙をあんまり加工しなかったのは、あんまり色々やりすぎると使える特殊加工とか使える紙の幅が狭まっちゃうかなと思ったからです。人によってはキャラ絵を端に寄せて表紙のレース加工を誘ったりとかするみたいですけど(成功例も失敗例もある)、今回は担当さんの感性を!ぜひ!見せていただきたく!

 

見せてもらおうか、プリントオンのわくドキ担当の性能とやらを

 

って話ですよ!つっても、前述のオーダーで一番大事なところは「画力がないので装丁の力にすがりたく」ってとこなのでほんと何卒宜しくお願い致します・・・・

 

ちなみに今回、一番お値引きしてもらえる(その代わり締め切りが早い)コースを選択しました。イベント支援と合わせると3割引ぐらいになるんです。プリントオンさん、というかわくドキセットは高い高いと言われますが、DXはともかく、わくドキセットで最大割引使って50部も刷れば(そしてそれが売り切れるのであれば)印刷代だけなら赤字にはならないんじゃないかな?と思います。そしてこのわくドキ感はプライスレス。

 

あとは、出来上がるのを楽しみに待つだけ・・・・

 

 

 

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・・・?

 

 

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・・・・・!?

 

 

というわけで入稿ロードはもうちょっとだけ続くんじゃ。